2021-07-08から1日間の記事一覧

乾杯(かんぱい)

今日のような「乾杯」の作法は外来の習慣です。 古代エジプトなどで 神や死者のために神酒を飲んだ宗教的儀式が起源で、 それがやがて 人々の健康や成功を祝福する儀礼に変化したそうです。 チーンとグラスを合わせるのかについては、諸説あります。 酒の中…

万歳(ばんざい)

元々の言葉の意味は「永遠に生きること」。 古くは、 古代Chinaの戦国時代に起源を発する言葉で、 「万歳」は文字通り、 「一万歳」(いちまんさい)という年齢を表わす言葉で、 皇帝を称えるために使われた文句でした。 奈良時代頃に日本に伝わって、 天皇…

退職祝い

長く務めた職場を、定年やそれに近い年齢でリタイアする場合、 誰の胸にも、きっと去ることの淋しさが去来することでしょう。 退職祝いは、長年の労を心からねぎらい感謝し、 新たな生活のスタートを温かく祝福するものです。 一般的なマナーにおいて渡すタ…

新築祝い

「新築披露」は、 家が全て完成し、家具調度品など内外の整理が終わってから行います。 披露が目的なので、 外観も見てもらえるように明るい昼間が良いでしょう。 お客様に見て頂きたいところを解放しましょう。 あくまでも「内祝い」なので、おもてなしは盛…

結婚祝い

「切る」「割る」「壊れる」を連想させる 刃物、ガラス製品、皿、スリッパは、 結婚祝いの贈り物に相応しくないと言われます。 ご祝儀の場合は、 「汚れる」「折る」という言葉を忌み嫌うことから、 新札を使用します。 4万円あるいは9万円という金額も縁…

入園祝・入学祝

地縁・血縁が薄れつつある現代では、 伝統的な子供成長に関する儀礼よりも、 入園・入学・卒業の方が重視される傾向にあります。 子供にとって入園・入学は、 社会生活(集団生活)に旅立つ第一歩です。 祝福し、激励し、新しい友達との出会いの大切さを教え…

内祝(うちいわい)

「内祝」(うちいわい)は 本来、「身内のお祝い」という意味です。 内祝とは 内祝いの種類 結婚内祝い 出産内祝い 初節句内祝い 新築内祝い 開店、開業内祝い 快気祝い(快気内祝い) 内祝とは 自分の家でおめでたいことがあった時に、 親戚や近所の人など…

水引(みずひき)・熨斗(のし)

かつて贈り物には、水引や熨斗を付けるのがしきたりでした。 その歴史は室町時代まで遡ります。 「水引」は、 婚礼用の祝儀樽に細い注連縄を掛ける習わしがあることから、 元々は神事用の酒や食品を贈るのに付けられたものが 一般的な贈り物にまで広まったと…

お返し

人付き合いにおいて、お礼やお返しは基本的な礼儀です。 しかし、その名目によって、 お返しをするべきかどうかは異なってきます。 例えば、中元や歳暮には、お返しは不要とされています。 中元や歳暮は本来、盆や正月の先祖への供物だからです。 仕事関係で…

お裾分け(おすそわけ)

「お裾分け」は「お福分け」とも呼ばれるように、 頂いた幸せを近隣の人々で分かち合うという意味があります。 都市部では余り見られなくなりましたが、 近所付き合いが大切にされている地方では、今も盛んです。 お裾分けの作法には、 かなり地域差がありま…

手土産(てみやげ)

日本人はお土産をもらうのはもちろんですが、 お土産を買うことが好きな人も多いです。 みやげの語源 手土産の渡し方 玄関で渡す 部屋で手土産を渡す 渡す時の注意点 みやげの語源 「お土産を買うという習慣」は、1000年以上前からあります。 「みやげ」…

引菓子(ひきがし)

「引菓子」には、結婚式に参加してくれたゲストへの 「ご家族へのお土産」という意味があります。 結婚式の引き出物や縁起物と一緒に渡すのが一般的です。 引菓子とは 引菓子の歴史 引菓子の相場 引き菓子を選ぶポイント 日持ちするものを選ぶ 小分けになっ…

引出物(ひきでもの)

「引出物」(ひきでもの)とは、結婚式など様々な祝宴において、 招いたお客に対して贈るお土産です。 足を運んでくれたお客様への感謝と、 お客様の家族へのお祝いのお裾分けと言う意味が込められています。 引出物とは 引出物の歴史 引出物の品数 友人、親…