人生儀礼

古くから日本人は 「餅」をハレの日に欠かさず食べてきました。 餅は、古くから神様に供えるために用いられ、 特に丸い形のもちは神様の魂が宿るとされています。 出産、人生の門出、お祝いなど 人生の節目にお餅と日本人には深い関係があります。 また、桜…

献杯(けんぱい)

「献杯」(けんぱい)とは、 相手に敬意や畏敬の念を表すために、 酒の注がれた杯(盃)を差し出し捧げる行為のことを言います。 一般的に、 葬儀後の忌中払いや精進落とし、 また法要後の会食の場で、 食事をいただく前に喪主や施主の挨拶に続いて、 故人に…

人生儀礼とは

「人生儀礼」というのは「通過儀礼」とも呼ばれ、 その人が生まれてから死ぬまでの間、 或る段階毎に行われる儀礼です。 これには、誕生・成年・結婚・病気・厄年・算賀・葬儀などの 「家庭生活上の儀礼」と、 入園式・入学式・入講式・入団式・入信式などの…

十三参り(じゅうさんまいり)

「十三参り」とは、 数え年で13歳になる男女が旧暦3月13日に、 「虚空蔵菩薩」(こくうぞうぼさつ)を参拝する人生儀礼です。 発祥の地とされる京都を中心とした関西圏では 「七五三」と並んで大切にされている行事で、 近年では他の地域にも広がりつつ…

成人の日

現在のような「成人式」(せいじんしき)が行われるようになったのは、 戦後間もない、昭和21(1946)年11月22日に、 埼玉県の現在の蕨市で開催された「青年祭」だと言われています。 これが全国に広まり、昭和24(1949)年に 「おとなになったこと…

神前結婚式(しんぜんけっこんしき)

神職が立ち会い、厳かな雰囲気の中で行われる神前結婚式は、 明治時代に入ってから始まりました。 明治33年に、日比谷大神宮(現東京大神宮)で行われた 当時の皇太子殿下(後の大正天皇)と九条節子さま(後の貞明皇后)の ご成婚の慶事が起源とされてい…

結婚記念日

「結婚記念日」は結婚した日を記念した特別な日。 これまで一緒に過ごしてこれたことに感謝して、 これからも一緒に過ごせるように願うとても大切な記念日です。 年数毎にある結婚記念日の名称と意味を紹介していきます。 記念日 名称 意味 [お祝い品] 1年…

厄年(やくどし)

「厄」という言葉に災厄や不幸を表す意味が含まれるように、 「厄年」には 身体に支障を来す 思いがけない事故に遭遇する 順調に進むはずの事が悪転する ・・・・など、良くない事が起きるとされて忌まれてきました。 「厄年」の歴史は長く、平安時代から100…

厄落とし・厄除け・厄払い

「厄」という言葉に災厄や不幸を表す意味が含まれるように、 「厄年」には 身体に支障を来す 思いがけない事故に遭遇する 順調に進むはずの事が悪転する ・・・・など、良くない事が起きるとされて忌まれてきました。 「厄年」の歴史は長く、平安時代から100…

年祝い・長寿祝い・賛賀

長寿を祝う儀式を「年祝い」「長寿祝い」と言います。 この他に「賛賀」(さんが)という言い方もあります。 一般的には、「還暦」(かんれき)以後の祝いを指します。 人生の節目を寿ぎ、これからも長生きできるようにと言うことで、 お祝いをします。 当日…

赤いちゃんちゃんこ

日本では、奈良時代に「長寿の祝い」の習慣を取り入れ、 貴族達の間で広く行われるようになったのが始まりです。 この長寿の祝いは「年祝」とも呼ばれ、長寿に達したことを喜び、 それを記念する儀礼で、 当初は「四十の賀」「五十の賀」と40歳、50歳で…

隠居(いんきょ)

「隠居」は、 元々は平安貴族が宮勤めを退くことを指す言葉でした。 戦国時代には、 それに地位や財産を跡継ぎに相続させるという意味が加わりました。 この家督の生前相続と言う意味での「隠居」は、 戦前の民法でも定められていましたが、 戦後、戸主制と…

神葬祭(しんそうさい)

葬儀は、多くの場合は「仏式」なのですが、 「神道式」もあります。 神の世界に再び変えるとされる死者を祀り、 子孫を温かく見守る守護神になってもらう儀式です。 『古事記』によると、 天若日子(あめのわかひこ)という神が亡くなった際、 葬儀のため喪…

七五三

現在では、女の子は三歳と七歳、男の子は三歳と五歳に 「七五三」のお祝いが行われています。 「七五三」は、誕生した我が子がそれまで成長したことに感謝し、 これからも健康で成長出来るようにという願いを込めて行われる 日本独特の行事のひとつです。 古…

背守り(せまもり)

「背守り」とは、乳幼児の上衣の背につけるお守りのことを言います。 昔の人は「目」には魔除けの力があると信じており、 「背縫」いの「縫い目」にも 背後から忍び寄る魔を防ぐ力があると考えていました。 ところが、赤ちゃんが着る着物は背の部分が一枚布…

破魔矢(はまや)・破魔弓(はまゆみ)

「破魔矢」(はまや)・「破魔弓」(はまゆみ)は、 初詣の際に、「開運厄除・家運隆昌」を祈願して 持ち帰って神棚に飾る風習があります また、「初誕生」や「初節句」を迎えた男の子に贈られ、 武者人形など一緒に飾られたりもします。 名前の由来 弓矢は…

満1歳の記念を残す

初誕生を迎える頃になると、 歩けるようになっている赤ちゃんもいます。 「初誕生」の機会に、 赤ちゃんが成長した記念を残しておくといいかもしれませんね。 記念写真を撮る 誕生日に写真館で家族揃って写真を撮っておくのは、 いい記念になるでしょう。 手…

初誕生(はつたんじょう)

「初誕生」(はつたんじょう)は、 赤ちゃんが満1歳の誕生日を無事迎えたことを感謝し、 親戚などを招いてお祝いする風習です。 「一升餅」や「選び取り」といった儀式があり、 地域によっては、今でも行なわれています。 初誕生 伝統的な初節句のお祝いⅠ:一升餅…

初節句(はつぜっく)

「初節句」とは、 誕生後、初めて迎えるの節句のことです。 初節句 初節句のお祝い 贈る時期 誰が贈るのか 初節句の飾り 初節句の祝宴 初節句 「初節句」(はつぜっく)には、 女の子は3月3日の「上巳の節句」(桃の節句、雛祭り)、 男の子は5月5日の「…

初正月(はつしょうがつ)

「初正月」(はつしょうがつ)とは、 誕生して初めて迎えるお正月を言います。 男の子の初正月祝い 「破魔弓」「破魔矢」 女の子の初正月祝い 「羽子板」 羽子板市 最近では「初正月」を派手に祝わなくなりましたが、 昔は正月を迎える毎に 一つ年を取るとい…

お食い初め

「お食い初め」は、 赤ちゃんが生後100日目、 地方によっては110日目あるいは200日目に、 初めて、乳以外の食べ物を食べさせる(真似る) お祝いの儀式です。 お食い初め 食器類を準備する 祝い用の食器類 お祝い膳を用意する 祝いの儀式を行う 食…

お宮参りの衣装

赤ちゃんの祝い着 付き添いの服装 両親 お父さん お母さん 赤ちゃんのお兄さん・お姉さん 祖父母 お祖父さん お祖母さん 赤ちゃんの祝い着 正式な赤ちゃんの祝い着は、 男の子の場合は、 黒・紺などの「熨斗目模様」(のしめもよう)に、 男の子らしい強さ・…

お宮参りの風習

「お宮参り」は、 その地域によって、様々な風習があります。 それらはどれも魔除けの意味があったようです。 子供は「7歳までは神の内」などと言われ、 魔物に狙われやすく、 大切に守らなくてはならない存在と考えられていたためです。 おでこに文字や記…

お宮参り(おみやまいり)

赤ちゃんが無事に誕生したことを 「産土神」(うぶすながみ)に感謝し、健やかな成長と長寿を祈り、 お参りすることで氏子の一員としてもらう儀式です。 母子ともに着飾って、近くの神社などに詣でます。 初めてお参りするので「初宮参り」(はつみやまいり…

お七夜(おしちや)と命名式

「お七夜」(おしちや)は、 生まれてから7日目に 子供に名前を付け、健康と無事の成長を願う行事です。 妊婦の「出産祝い」や「退院祝い」も兼ねて、 祖父母や親戚の人々が集まり、 赤飯や尾頭付きの鯛を用意して盛大にお祝いします。 赤ちゃんの名前を決…

赤ちゃんの健やかな成長を願って行われてきた儀式や言い伝え

生まれてきた赤ちゃんが元気に育つようにと願って、 昔からいくつもの儀式や言い伝えがあります。 産湯(うぶゆ) 産着(うぶぎ) 産飯(うぶめし) へその緒 産毛(うぶげ) 産湯(うぶゆ) 赤ちゃんにとって「産湯」は、 出産の際の穢れ祓い清める禊であり…

出産祝い(しゅっさんいわい)

「出産祝い」を行う時期は、 出産日の7日後から生後1か月くらいの間です。 子供は「神様からの預かりもの」と言われるように、 昔は自分の子供であっても、 「神様の子を預かり、 一人前になるまで神様に代わって育て上げる」という意識があり、 誕生は家…

帯祝い(おびいわい)

様々ある子供のお祝いは、 赤ちゃんがまだお母さんのお腹にいる間に行う 「帯祝い」(おびいわい)から始まります。 妊娠5か月 「戌の日」に行う理由 岩田帯(いわたおび) 神社で安産祈願 祝い膳 帯祝いの歴史 「帯祝い」は、妊娠5か月目の「戌の日」に …