参拝

鷽替え神事(うそかえしんじ)

「初天神」の日には、 「天神さん」の名で親しまれ、 学問の神様として知られる 菅原道真公を御祭神とした、 日本各地にある「天満宮」や「天神社」で、 「鷽替え神事」(うそかえしんじ)が行われます。 「鷽替え神事」(うそかえしんじ)とは 「鷽鳥」(う…

初大師(はつだいし)

「初大師」(はつだいし)とは、 その年最初の弘法大師の縁日ことです。 1月21日に開催され、 「初弘法」(はつこうぼう)とも呼ばれます。 この日は神奈川県の川崎大師や 京都府の東寺(教王護国寺)は、 多くの人で賑わいます。 毎月21日は、大師、真言宗…

初薬師(はつやくし)

毎月8日と12日は、薬師如来の縁日です。 1月8日は、新年初めての特別な縁日です。 医者を意味する「薬師」を名前に持つ この仏様には、 病気や傷を治し、寿命を延ばす 御利益があるとされることから、 この日、各地の薬師如来を祀る お寺では法会が行われ、 …

若火・若火迎え

新年の行事として、大晦日に歳神様の祭壇に 供える灯明の火種となる新しい火を起こし、 福茶や雑煮を作る竈の火を焚くための 神聖な火を迎える「若火迎え」という行事が ありました。 昔は、大晦日の夜に 神社で大きな篝火(かがりび)を焚いたり、 民家でも…

初子(はつね)

「初子」(はつね)とは、 その年の初めての 「子」(ね)の日のことを言います。 この日、大黒天をお祀している社寺では 「初子祭」(はつねさい)という縁日が行われ、 初詣の人々で賑わいます。 「大黒天」は福徳や財宝を与える福の神です。 「大黒」の「だいこ…

初詣(はつもうで)

新しい年になって初めて寺社にお参りに行って、 新しい一年の幸せを祈願することを 「初詣」(はつもうで)と言います。 「初参り」(はつまいり)と呼ぶこともあります。 お正月の「三が日」や「松の内」、 遅くても1月中には「初詣」に行くという方が 多い…

12月25日「終い天神・納め天神」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から「縁日」にはたくさんの人々が訪れます。 linderabel…

12月24日「納めの地蔵」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabella.…

12月24日「納めの愛宕」「終いの愛宕」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabella.…

12月21日「納めの大師」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると、普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabell…

12月18日「納めの観音」

毎月18日は観音様の縁日です。 12月18日は「納めの観音」です。 「納めの観音」とは、 一年を締めくくる観音様の縁日のことです。東京浅草寺、京都清水寺などが有名で、参道には「歳の市」が立ち、 正月の縁起物を売る露店が軒を連ねます。 鎌倉の長谷寺では…

納め薬師

毎月8日の薬師如来のご縁日です。 そして12月8日は、年内最後の 薬師如来のご縁日「納め薬師」になります。 この1年間の御加護を感謝するとともに、 新しい1年に向けての祈願をする行事です。

縁日~「三十日秘仏」「三十番神」

「縁日」は、神仏に縁のある日に、 神仏と特に縁を深く結び、 格別の御利益を受けることが出来る日です。 縁日 神仏がこの世に縁を持つ日 「十二支」に割り振られた「縁日」 「三十日秘仏」(さんじゅうにちひぶつ) 「三十番神」(さんじゅうばんしん) 「…

縁日

「縁日」(えんにち)と言えば、 「神社で開かれるお祭りや屋台が沢山並ぶ催し」 がイメージされますが、本来の意味は違います。 「有縁うえんの日」とか「結縁けちえんの日」を略した言葉で、 元々は仏教の言葉です。 「有縁の日」(うえんのひ) とは、 神仏がこ…

七五三

「七五三」は、誕生した我が子が それまで成長したことに感謝し、 これからも健康で成長出来るようにという 願いを込めて行われる 日本独特の行事のひとつです。 現在では、女の子は三歳と七歳、 男の子は三歳と五歳に 「七五三」のお祝いが行われています。…

人形供養

「人形供養」とは、 大切な人形を手放す時に、 今までの感謝の気持ちを込めて行う 祈りの儀式のことです。 古くから「人形には魂が宿る」という 考え方があります。 「人形供養」は、人形やぬいぐるみなどを、 まるで亡くなった人と同じように 神社やお寺で供…

十三詣り(じゅうさんまいり)

「十三詣り」(じゅうさんまいり)とは、 数え年で13歳になる男女が旧暦3月13日に、 「虚空蔵菩薩」(こくうぞうぼさつ)を参拝ことで、 福徳と知恵を授かるための人生儀礼(通過儀礼) です。 「知恵詣り」「知恵もらい」とも言います。 「十三詣り」の由来 初…

初観音(はつかんのん)

毎月18日は観音様の縁日です。 中でも年の初めの1月18日の観世音菩薩の縁日は 「初観音」と言って 多くの信者が参詣する日で、 観音様を本尊とする寺では、 様々な行事が行なわれます。 ところでなぜ観音様の縁日は18日になったのでしょうか。 宮戸川(今…

初巳(はつみ)

新年の最初の「巳の日」に行われる「初巳祭」。 この日、七福神の一つである 「弁財天」に参詣する風習があります。 弁財天が蛇を使者に用いたことに由来します。 弁財天 インド神話では、河川の女神「サラスヴァティー」と言われ、 水と豊穣の神として崇拝…

初金毘羅(初十日祭)

毎月10日は「金毘羅神社」の縁日ですが、 一年最初の「金毘羅」の日にお参りをすると 特別な功徳やご利益が授かると言われています。 初金毘羅とは 金毘羅様 こんぴらさん 初金毘羅とは 毎月10日は「金毘羅さま」の縁日です。 参詣すると特別な功徳、御利益…

初寅(はつとら)

初寅とは 信貴山朝護孫子寺 毘沙門天について インドの財宝の神様「クベーラ」 戦いの神様、四天王「多聞天」 七福神「毘沙門天」 北を守護する「十二天」のお一人「毘沙門天」 初寅とは 「初寅」(はつとら)とは、 その年最初の「寅の日」のことを言います…

初門出(はつかどで)

新年に初めて出掛けることです。 「初日の出参り」や「初詣」は勿論、 ちょっとした外出でも「初門出」と言って、 めでたいこととされています。 「門出」は人生の節目を迎える人に対して使われる言葉です。 「門出」には2つの意味があります。 1つ目は「…

初天神(はつてんじん)

菅原道真公は25日に縁があります。 6月25日:誕生 1月25日:大宰府に左遷 2月25日:死去 そのため、毎月25日は天神様の縁日となります。 菅原道真が京の都を去る時に詠んだ 「東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」 は有名…

初愛宕(はつあたご)

1月24日は1年で最初の愛宕の縁日、「初愛宕」です。 「火防」(ひぶせ)の神様として知られる愛宕神は、 お地蔵様が変身した姿という訳で、 1月24日の「初地蔵」は「初愛宕」でもあります。 全国に約900社を数える愛宕神社の本社として、 京都市最…

初地蔵

地蔵尊の縁日は24日です。 特に、1年で最初の1月の大祭を「初地蔵」と言って、 年の始めの「地蔵尊」へのご供養と祈願のお参りを行い、 一年間の最上の福を願います。 「初地蔵」には2つの意味があります。 仏様には、その仏様と縁を結んで供養を行う日…

厄落とし・厄除け・厄払い

「厄」という言葉に災厄や不幸を表す意味が含まれるように、 「厄年」には 身体に支障を来す 思いがけない事故に遭遇する 順調に進むはずの事が悪転する ・・・・など、良くない事が起きるとされて忌まれてきました。 「厄年」の歴史は長く、平安時代から100…

神社の種類

神 社 全国には沢山の神社があります。 多くの神社は、総本社や総本宮とされる神社から ご祭神を分霊してお祀りしています。 八幡(はちまん)神社 伊勢(いせ)神社 天神(てんじん)神社 稲荷(いなり)神社 熊野(くまの)神社 諏訪(すわ)神社 祇園(ぎ…

一般の参拝の仕方

神社参拝に際して 鳥居をくぐる 参道の歩き方 手水舎で心身を浄める 参道を通ってご神前へ進みます。 賽銭を納める 二礼二拍手一礼して祈る 鳥居をくぐる 神社の鳥居には、 一般社会と神域を区切る結界のような意味があるとも 言われています。 一礼してから…

地蔵盆

「地蔵盆」とは、8月23日、24日に行われる、 子供の無病息災を願った地蔵菩薩のお祭りのことです。 地蔵盆の主役は子供達。 地蔵盆は大人ではなく、子供が主体となって催され、 町のお地蔵様をきれいに洗って、 前垂れをつけたりとおめかしして、 灯籠…

小野篁と地蔵信仰

小野篁(おののたかむら)は平安時代前期の政治家・学者・歌人です。 遣隋使・小野妹子の子孫で、 小野好古、道風(「三蹟」の一人)は、篁の孫に当たります。 博識多才で、「漢詩は白楽天、書は王羲之父子に匹敵する」と 言われたほど。 「三蹟」(さんせき…