縁起物(飲食物)

「みたらし団子」は縁起物

下鴨神社では、毎年夏になると 「御手洗祭(みたらし祭)」が行われています。令和5(2023)年は7月21日~7月30日です。 「団子」は縁起物 みたらし団子とは 串団子の団子の数の違い 5つ刺しの団子は関西圏に 4つ刺しの団子は関東圏 みたらし団子の風味・味 「…

鹿ヶ谷かぼちゃ供養

毎年「夏の土用」の7月25日には、 京都市左京区の鹿ヶ谷の安楽寺では、 「中風まじない鹿ヶ谷かぼちゃ供養」が 行われています。 鹿ケ谷南瓜(ししがたにかぼちゃ) 鹿ヶ谷かぼちゃ供養 由来 住蓮山安楽寺 鹿ケ谷南瓜(ししがたにかぼちゃ) 「鹿ヶ谷南瓜」…

ハタハタ

秋田県の名産品である「ハタハタ」。 「鱗なし」「小骨なし」「身離れよし」の 3拍子揃った、優れものです。 ハタハタとは? 名前の由来 ハタハタの旬は年2回 ハタハタはクセが少なくておいしい! ハタハタ料理 焼き物 ハタハタの唐揚げ ハタハタの南蛮漬け …

梅干し

「梅干し」(うめぼし)は定番の縁起物です。 敬老祝いや長寿祝いなどの お祝い事のギフトとしてだけではなく、 結婚式のプチギフトや引き出物にも よく選ばれています。 縁起の良さ、内容量の多さ、賞味期限の長さ、 どれをとっても贈りやすい食べ物です。 …

鳴門柑(なるとかん)

「鳴門柑」(なるとかん)とは、 兵庫県淡路島の特産のみかんのことです。 幻の柑橘「鳴門柑」 「鳴門柑」の特徴 「鳴門柑」歴史 幻の柑橘「鳴門柑」 「鳴門柑」(なるとかん)は、 兵庫県淡路島特産の晩生柑橘です。 「鳴門オレンジ」や「鳴門みかん」、 「…

かっぱ巻き

巻き寿司の定番「かっぱ巻き」は、 「キュウリ巻き」とも呼ばれ、 胡瓜を芯とする細巻き寿司です。 「巻き寿司」「海苔巻き」 「太巻き」「細巻き」 かっぱ巻き 発祥 「かっぱ巻き」の語源 「巻き寿司」「海苔巻き」 一般的には、 巻き簾(す)の上に海苔を…

「伊達巻」(だてまき)

卵とはんぺんから作られる「伊達巻」(だてまき)。 渦巻き模様のふわふわとしていて、 見た目が華やかで可愛らしく、 ホッとする甘さの「伊達巻」は、 大人にも子供にも大人気のメニューです。 「伊達巻」とはどんな料理? 「伊達巻」とは 「関東」と「関西」…

初鰹(はつがつお)

南の海で生まれたカツオは、 春になるイワシの群れを追いかけて、 黒潮に乗って北上します。 3月から4月頃に九州、高知沖、 5月頃には伊豆、房総沖を通り、 6月頃には北海道の南まで辿り着くと、 Uターンして今度は産卵に備えて南下し、 10月、11月は 再び…

粽(ちまき)・柏餅(かしわもち)

「端午の節句」の代表的な行事食と言えば、 小豆餡や味噌餡などの入った餅を、 柏の葉で包んだ「柏餅」(かしわもち)と、 笹の葉で細長いお団子を包んだ「粽」(ちまき)です。 「柏餅」と「粽」のどちらを食べるかは、 地域によって違いがあるようです。 …

文部省唱歌「茶つみ」

立春を第1日として、そこから数えて88日目を 「八十八夜」と言います。 www.linderabell.com この「八十八夜」の日に摘んだお茶を飲むと、 その一年間、健康に過ごせると言われています。 「八十八夜」と言えば「茶摘み」という イメージが定着したのは、 …

金平糖

星のような形で大変可愛い「金平糖」。 「金平糖」は縁起物のお菓子です。 「金平糖」が縁起物になった由来とご利益について紹介します。 金平糖の由来 金平糖が縁起物になった理由 高級菓子だったから 皇室の引き出物にされているから 製造過程にそのヒント…

福茶(ふくちゃ)

縁起物 「福茶」は、元旦に汲んだ「若水」を沸かして 茶を飲む習慣のことを言います。 linderabella.hatenadiary.com 「福茶」の起源は平安時代に遡り、 疫病に侵された天皇が、 観音像に供えられたお茶を飲んだところ 回復したことから、 これに倣って1年…

誕生果物

12月の誕生果物「柿」(かき) 果物言葉 不言実行、 忍耐、富、豊満 1 月苺 2 月みかん 3 月マンゴー 希望、家族愛、抱擁、トップランナー 団欒、憩い、健康、健全、信じ合う心 魅了、芳潤 4 月バナナ 5 月メロン 6 月さくらんぼ 希望の光、 蕾、成功、縁 …

粔籹(おこし)

「粔籹」(おこし)は「おこし米」とも言い、 米や粟などを熱して干した後、熱した砂糖や水飴に混ぜ、 型に入れ、乾燥させた干菓子のことを言います。 粔籹(おこし)の歴史 日本各地の粔籹(おこし) 大阪府の「岩おこし」「粟おこし」 東京都の「雷おこし…

両の物(料の物)

「両の物(料の物)」とは、 正月の祝い膳の左右に小さな土器(かわらけ)を配し、 そこに羊歯(しだ)や楪(ゆずりは)を敷いて、 「開豆」(ひらきまめ)と「開牛蒡」(ひらきごぼう)を盛りつけた物です。 「開豆」(ひらきまめ)とは、茹でた大豆のこと…

大福梅(おおふくうめ)

京都市上京区に鎮座する北野天満宮では古くから お正月の準備を始める12月13日の「事始め」より 12月25日の「終い天神」の頃まで、 お正月の縁起物として「大福梅」(おおふくうめ)が お頒ちされています。 境内の梅を塩漬けしてカラカラになるまで干した「…

甘酒(あまざけ)

神様から授かった米を原料に作られる甘酒。 『日本書紀』に載っている 「天甜酒」(あまのたむざけ)がルーツと言われ、 邇邇芸命に嫁いだ美しい女神・ 木花之佐久夜毘売(このはなのさくやひめ)が作ったとされています。 神吾田鹿葦津姫、卜定田(うらへた…

バウムクーヘン

ドイツ語で「木のケーキ」を意味する「バウムクーヘン」。 重なる生地が年輪のようで、「繁栄」と「長寿」の意味があり、 縁起物としても重宝されています。 ドイツ発祥の木のケーキ ユーハイム 「バームクーヘン」?「バウムクーヘン」? バウムクーヘンが…

角樽(つのだる)

「角樽」(つのだる)は、 樽の左右から突き出した把手に、 持ち手の柄を渡した酒容器です。 婚礼や結納の他、誕生、新築、開店、 創業記念、還暦・米寿、公演のご祝儀など、 おめでたい行事に使われる縁起物です。 角樽の歴史 角樽の歴史 角樽は「柳樽」と…

昆布(こんぶ)

縁起のいい食べ物として、 結婚式やおめでたい席に欠かすことが出来ない「昆布」は、 鎌倉・室町時代から今日まで 「よろこんぶ」として縁起物とされています。 昆布の歴史 昔から欠かせなかった昆布 広布? 昆布の歴史 「昆布」の歴史はあまりに古く、確か…

福梅(ふくうめ)

「福梅」は、石川県全域と富山の一部で愛されている 新春を彩る「紅白の梅形もなか」です。 福梅とは 福梅の由来 辻占(つじうら)と福徳 福梅とは 金沢には正月になると決まって食べる和菓子があります。 最も代表的なのが「福梅」です。 梅の形をした最中…

するめ

日本においては古くからイカを食用としており、 保存が出来る乾物加工品としての「するめ」も古い歴史があります。 古典的な儀式や儀礼の場では「縁起物」として扱われてきました。 するめ 結納品の代表 縁起を担ぐ「あたりめ」 土俵にするめが埋めている? …

熨斗鮑(のしあわび)

「熨斗鮑」(のしあわび)とは、 鮑の肉を薄く剥ぎ、引き伸ばして乾かしたものです。 古くは食料に用い、後には儀式の肴(さかな)として、 また、進物などに添えて贈りました。 鮑 熨斗鮑(のしあわび) 鮑 「鮑」(あわび)は神様への供物の代表的なもので…

伊勢海老(いせえび)

日本では高級食材としてお馴染みの「伊勢海老」。 正月料理など祝いの席によく出る、赤く硬い殻と長い触覚が立派なエビです。 名前の由来は諸説あるようです。 伊勢地方の海で多く獲れたことから「伊勢」の名前がついた説 カブトが甲冑に似ていて「いせい(…

辻占煎餅(つじうらせんべい)

米国の中華料理店で貰える「フォーチュンクッキー」。 これは、江戸や大阪など都市部で作られた瓦煎餅の 「辻占煎餅」から派生したものです。 辻占煎餅とは 辻占(つじうら) フォーチュンクッキー 辻占煎餅とは 「辻占」とは、 お祭りや市の日に辻(交差点…

鯛(たい)

「鯛」はその姿や薄紅色の美しさから、 魚の王様として、 祝いの膳には欠かせない食材です。 「めでたい」の語呂合わせや、 「大位」(たい)の当て字、 「腐っても鯛」などのことわざも、 「鯛」の位の高さを表しています。 鯛は縄文時代の昔から食べられて…

赤飯

「赤飯」とは、 もち米に「小豆」または「ささげ豆」を混ぜて蒸したごはんで、 おめでたい席で食される、 日本人のお祝い事には欠かせない伝統的な料理です。 お赤飯の歴史 赤米 小豆パワー お赤飯に飾る南天の葉 お赤飯の歴史 「お赤飯」を調べてみると、 …