羽子板(はごいた)

「羽子板」は、女の子の「初正月」を祝い、 無事成長することを願うための「 大切なお守り」です。 羽子板とは 羽子板の歴史 「無患子」(むくろじ) 羽子板とは 「羽子板」は、女の子の赤ちゃんが 初めて迎えるお正月に その子だけの「お守り」として贈られ…

破魔矢(はまや)・破魔弓(はまゆみ)

「破魔矢」(はまや)・「破魔弓」(はまゆみ)は、 「初詣」の際に、「開運厄除」「家運隆昌」を 祈願して持ち帰って神棚に飾る風習があります。 「初誕生」や「初正月」「初節句」を迎えた 男の子に贈られ、武者人形など一緒に 飾られたりもします。 名前の…

正月飾り(年木・幸木・新木)

正月飾りには様々な種類がありますが、 その中に、「年木としぎ」「幸木さいわいぎ」「新木にゅうぎ」という 余り聞き慣れないお飾りがあります。 それぞれどの様な物なのか説明します。 「年木」(としぎ) お正月に歳神(年神)をお迎えする為に 用意され…

神鏡(しんきょう)

「神鏡」(しんきょう)とは、 神具の中でも特に大きな役割を担うもので、 三種の神器の一つである 「八咫鏡」(やたのかがみ)の模型です。 天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、 邇邇芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨に際して、 「三種の神器(しんき…

御神札(おふだ)

「御神札」(おふだ)とは、神社から頂く紙製、 あるいは木製の札のことで、 神棚をお祀りする際のご神体となります。 「御札」(おふだ)はお宮の内部に収め、 扉は閉めてお祀りします。 「御神札」(おふだ)とは お伊勢さまのお神札「神宮大麻」(じんぐ…

12月25日「終い天神・納め天神」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から「縁日」にはたくさんの人々が訪れます。 linderabel…

三宝・三方(さんぼう)

「三宝」(さんぽう)とは、 神道の神事において使われる、 「神饌」(しんせん)を載せるための台で、 「折敷」(おしき)と穴が開いた「台(胴)」で 成り立っています。 - 神饌(しんせん) - 「御饌」(ぎょせん)とも言って、 お祭りなどで神様に献上す…

裏白(うらじろ)

「裏白」(うらじろ)は、 「注連飾り」「門松」「鏡餅」など、 様々な「正月飾り」には欠かせない葉です。 冬ざれて辺りの野山が枯れ果てる中、 群落をなして青々と自生する ウラジロ科の大型多年生草本です。 斜面を覆うほどの繁殖力を持ち、 四季を通して…

福寿草(ふくじゅそう)

「福寿草」(ふくじゅそう)は、 旧暦の正月(2月)頃に咲き出すことから、 「元日草」(がんじつそう)「朔日草」(ついたちそう)、 「寿草」(ことぶきぐさ)と呼ばれ、 昔から縁起の良い植物として、 松や竹、梅などと一緒に 正月用の花として重宝されてき…

楪(ゆずりは)

「楪(譲葉)」(ゆずりは)は、 高さ5mから10mにもなる常緑樹で、 庭木や生垣に利用されています。 初夏に新しい若葉が出て伸びると、 古い葉は新しい葉の成長を見届けてから 夏から秋に後を譲るように落ちる様子が、 無事に代替わりすることに例えられ、 …

12月24日「納めの愛宕」「終いの愛宕」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabella.…

12月24日「納めの地蔵」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabella.…

12月21日「納めの大師」

「縁日」とは、御本尊としている高僧や神仏の 降誕日や命日など縁のある日を指します。 神仏との繋がりを持つために、 この日にお参りをすると、普段よりも たくさんの徳を得られるとされているため、 昔から縁日にはたくさんの人々が訪れます。 linderabell…

12月18日「納めの観音」

毎月18日は観音様の縁日です。 12月18日は「納めの観音」です。 「納めの観音」とは、 一年を締めくくる観音様の縁日のことです。東京浅草寺、京都清水寺などが有名で、参道には「歳の市」が立ち、 正月の縁起物を売る露店が軒を連ねます。 鎌倉の長谷寺では…

年取り魚

かつては数え年だったために、年が明けると 年齢が一つ増えることを「年取」と言いました。 新年の神様・年神様は 夜中にやって来るとされたため、 大晦日の夜には、 「年越し膳」「年取り膳」「年取の飯」という名で、お祝いの御馳走を供え、 家族で囲んで頂く慣わ…

年男・年女

人生儀礼 「年男」「年女」と言うと、 今では自分の生まれた年と 同じ干支(えと)の年を迎えた 男女のことを指します。 例えば令和5(2023)年は「卯年」ですから、 生まれ年が「卯年」の人が 「年男」「年女」となります。 「十二支」は12年で1周するので…

餅(もち)

古くから日本人は 「餅」をハレの日に欠かさず食べてきました。 餅は、古くから神様に供えるために用いられ、 特に丸い形の餅は神様の魂が宿るとされて います。 お餅は、出産、人生の門出、お祝いなどの 人生の節目に深い関係がある他、 桜餅、菱餅、柏餅、…

納めの金比羅

毎月10日は「金刀比羅様(金刀比羅大権現)」の 縁日です。 師走12月10日はその年最後の金毘羅宮の縁日で、 「納めの金比羅」と呼ばれています。 香川県琴平町(ことひらちょう)の 象頭山(ぞうずさん)中腹にある 「金刀比羅宮」(ことひらぐう)は、 日本全国…

納め薬師

毎月8日の薬師如来のご縁日です。 そして12月8日は、年内最後の 薬師如来のご縁日「納め薬師」になります。 この1年間の御加護を感謝するとともに、 新しい1年に向けての祈願をする行事です。

12月5日「納めの水天宮」

毎年5日を縁日とする「水天宮」では、 今年最後の縁日である「納めの水天宮」が 開催されます。 一年の無事を感謝して 古いお札を納める参拝客で賑わいます。 納めの水天宮 水天宮 日本三大水天宮 ≪参考≫ 帯祝い 納めの水天宮 毎月5日は「水天宮」の縁日で、…

お歳暮(おせいぼ)

「お歳暮」は、一年の締めくくりとして、 一年間の感謝を伝えるとともに、 「翌年のお付き合いも引き続きお願いします」という意味を込めて贈るものです。 「お歳暮」だけ贈るケースもあるので、 「お中元」より大切にされていると 言えるかもしれません。 …

縁日

「縁日」(えんにち)と言えば、 「神社で開かれるお祭りや屋台が沢山並ぶ催し」 がイメージされますが、本来の意味は違います。 「有縁うえんの日」とか「結縁けちえんの日」を略した言葉で、 元々は仏教の言葉です。 「有縁の日」(うえんのひ) とは、 神仏がこ…

縁日~「三十日秘仏」「三十番神」

「縁日」は、神仏に縁のある日に、 神仏と特に縁を深く結び、 格別の御利益を受けることが出来る日です。 縁日 神仏がこの世に縁を持つ日 「十二支」に割り振られた「縁日」 「三十日秘仏」(さんじゅうにちひぶつ) 「三十番神」(さんじゅうばんしん) 「…

鏡餅(かがみもち)

元旦には、「歳神様(年神様)」という神様が、 1年の幸福をもたらすために 各家庭にやってくるとされています。 そして、お迎えした年神様の依り代(よりしろ)、 つまり居場所が「鏡餅」なのです。 鏡餅とは 鏡餅の意味と由来 「鏡餅」飾り 裏白(うらじろ…

河豚(ふぐ)

ふぐ ふぐは縁起物 「幸福(ふく)を呼ぶ魚」 いいフグの日 フグ食の歴史 古代 平安時代に「ふく」と呼ばれるようになる 河豚食用禁止の令 江戸時代 フグ食解禁 フグの毒 日本国内で呼ばれているフグの様々な異名 食べられるフグ 1. トラフグ 2. カラスフグ …

七五三

「七五三」は、誕生した我が子が それまで成長したことに感謝し、 これからも健康で成長出来るようにという 願いを込めて行われる 日本独特の行事のひとつです。 現在では、女の子は三歳と七歳、 男の子は三歳と五歳に 「七五三」のお祝いが行われています。…

杉玉(すぎだま)

「杉玉」(すぎだま) 「杉玉」の発祥の地・大神神社 酒造りの神様 しるしの杉玉 日本酒と杉の関係 仕込みの道具 樽酒の樽 「杉玉」(すぎだま) 多くの酒屋や酒造の軒先には、 杉の葉を束ねて球状して整えた 「杉玉」(すぎたま)を吊り下げられています。 …

酉の市

「酉の市」は、毎年11月の「酉の日」に 大鳥神社など酉にまつわる神社寺院で 開催される縁日です。 「酉の市」 「酉の市」とは 「一の酉」「二の酉」「三の酉」 「三の酉」がある時にどうして火事が多くなると言われるのか? 令和5(2023)年の「酉の市」 酉の…

熊手(くまで)

年末の風物詩「酉の市」 (とりのいち) 。 酉の市では、境内や門前に 「熊手」の市が立ち、露天商が軒を並べます。 縁起熊手 熊手の種類 指物(さしもの) 熊手の買い方のコツ 正しい熊手の飾り方 縁起熊手 金運や福運をかき集める縁起物です。 「熊手」には…

竜田姫(たつたひめ)

「竜田姫」は、秋を司る女神の呼び名です。 春を司る女神「佐保姫」と対になっています。 linderabella.hatenadiary.com 「竜田姫」も「佐保姫」どちらも 裁縫や染め物を得意とする女神で、 それぞれの女神は 春霞の雲の色、竜田の錦の色を色づけていると 言…