神棚を祀る場所

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「神棚」は家の中で家族が親しめる明るくキレイな部屋に祀りましょう。
 
 

神棚を祀る方角

 
神棚を祀る方角として良いとされているのは、
「東向きか南向き」となります。
太陽が東から昇って、南で最高点に達します。
そこから、
「東」は活力や成長、
「南」は充実や繁栄を象徴する方角とされています。
ただ条件の整った場所に設置すれば良いという訳ではありません。
大事なことは、毎日の神拝や神様を大切に思う心が一番大切なのです。
 
 

神棚を祀る場所

神様は穢れを嫌います。
日常的に「人が上を通る場所」や「見下ろされる場所」に
お祀りすることはタブーです。
 
トイレと背中合わせの場所や、
階建ての住宅で1階に設置する場合には、
真上の部分がトイレや廊下になっているような場所も
神棚を置くには適さないと言われています。
 
汚れやすく水回りが集中しているキッチン・台所なども
神棚を祀るの避けた方がいい場所と言われていますが、
火を司るかまどの神様である「荒神様」を神棚に祀ることで
解決出来ます。
 

 
人の出入りが多い玄関・廊下や、
人が出入りをするドアの上なども避けたほうが良いようです。
 
<マンションや戸建て住宅の一階にお祀りする場合>

 神棚上部に「雲板」をつけるか、
 天井に「雲」「天」「空」と書いた紙を貼ります。
 インテリアを邪魔するようなら、
 空の絵や写真で代用してもいいようです。
 
 

住宅事情

住宅事情などで条件の整ったところに設置することが
難しい場合もあります。
その場合は、次の3点をポイントにして下さい。
 
1.大人の目線より高い位置に
  神棚を祀る高さとしては、目の高さよりも高い場所であり、
  神棚の下をくぐり抜けられないような場所が理想とされています。
 
2.家族が集まりやすい場所
 
3.家の中で最もきれいで明るく、
  神様が落ち着いて寛げるような場所
  一番重要なのは大切にお祀りする心掛けです。
  諸条件を満たすことが出来なくとも、
  毎日のお参りを欠かさず行うよう心掛けていれば、
  失礼にはなりません。
 
 

神棚と仏壇を同じ部屋に設置する

 

 
神棚と仏壇は同じ部屋に設置しても構いません。
ですが、いくつか注意点があります。
 
1.神棚と仏壇を向かい合わせにしない
  神棚と仏壇のどちらかを拝むと、もう一方に背を向けてしまうため、
  神棚と仏壇を向かい合わせに配置するのは避けましょう。
 
2.上下にならないようにする
  お仏壇の上に神棚を祀るなど、
  上下の関係を作ることは神様にも仏様にも失礼なため、
  そのような配置は避けましょう
 
3.神棚が上位になるようにする
  神様は仏様よりも上位の存在であるという考え方から、
  お仏壇よりも神棚を部屋の中心近く、
  且つ、日の差し込む場所に祀るようにしましょう。
 
 
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