初彼岸(はつひがん)

人が亡くなってから、
四十九日を終えて初めに迎える彼岸を
「初彼岸」(はつひがん)と呼びます。
 
四十九日を迎える前に「彼岸」が来た場合は、「初彼岸」にはなりません。
例えば、故人が11月に亡くなった場合は
翌年の春が「初彼岸」になります。
 


 
「初彼岸」を迎える家庭では、
仏壇を掃除して果物や花を供えるとともに、
お墓参りを行うのが一般的です。
但し、いつまでに行うという決まりはなく、
7日間毎日行わなくてはいけない
ということもありません。
 


また「初彼岸」に僧侶を呼んで
法要をする御家庭もありますが、
必すべきとは限りません。
 
また「初彼岸」の法要を営む場合も、
通常の服装でも問題ありません。
但し、僧侶を招く場合には、
ある程度フォーマルな服装を心掛けましょう。