縁起物

風鈴(ふうりん)

日本の夏の風物詩のひとつ「風鈴」(ふうりん)。 家の軒下などに吊り下げ、風が吹く度に、 チリンチリンと鳴る、軽やか風鈴の音を 耳にするだけで本当に涼しくなった気がする のですから、不思議です。 涼しさの演出として飾られる「風鈴」ですが、 元々は「…

朝顔(あさがお)

夏に咲く花の代表「朝顔」は 縁起物としても知られています。 「牽牛子」(けんごし) 東京入谷の鬼子母神「入谷朝顔まつり」 園芸ブーム 第一次朝顔ブーム~文化・文政期 [1804~1830]~ 第二次朝顔ブーム~嘉永・安政期 [1848~1860]~ 明治期以降 「牽牛子…

誕生石

7月の誕生石「ルビー」 宝石言葉 熱情・仁愛・威厳 深い赤が特徴的なルビーは、「情熱」「仁愛」などの意味を持ちます。ルビーは男性へのプレゼントとしても喜ばれるため、ルビーの入ったネクタイピンなどの小物を贈ってはいかがでしょうか。 1 月ガーネット 2 …

晴れのおまじない「てるてる坊主」

絶対に晴れて欲しい時のおまじないと言えば、 「てるてる坊主」。 日本に昔から伝わる風習で、 生活の一部として親しまれてきました。 「てるてる坊主」とは 童謡『てるてるぼうず』 「てるてる坊主」の怖い起源 古代Chinaの少女「掃晴娘」説 「てるてる坊主…

菖蒲(しょうぶ)

「端午の節句」は「菖蒲の節句」とも呼ばれ、 現在では「こどもの日」に制定されており、 更に「薬の日」でもあります。 飛鳥時代には野山で「薬猟」(くすりがり)と 呼ばれる野草摘みの行事が行われていました。 菖蒲(しょうぶ) 菖蒲・花菖蒲・カキツバタ…

薬玉(くすだま)

旧暦5月5日は「薬日」(くすりび)と呼び、 薬草を摘む習わしがありました。 そして「端午の節句」には、種々の薬や 「麝香」(じゃこう)や「沈香」(じんこう)を玉にして 錦の袋に入れ、菖蒲や蓬の葉を飾りつけ、 五色の糸を垂らして飾って、 不浄を払い、邪…

桜(さくら)

卒業から入学の時期に咲く「桜」(さくら)は、 日本の春の花代表とも言える花で、 「国民に最も愛好され、 その国の象徴とされる花」とされる 「日本の国花」です。 桜の種類は600種以上 桜の基本情報 名前の由来 「木花之佐久夜毘売」(このはなのさくやび…

榊(さかき)

神社でのお祭りはもちろんのこと、 神棚にも欠かせない「榊」(さかき)。 木に神と書いて「榊」という字を 見ても分かる通り、 「榊」は神道において 神と深い関わりのある神聖な植物です。 榊(サカキ)の基本情報 名前の由来 榊を神社で使う意味とは? 縁…

達磨(だるま)

「だるま」は昔から、七転び八起きの 縁起物として親しまれてきました。 目無しのものに片目を書き入れ、 願いが叶った際に、両目を入れる達磨は、 選挙などでお馴染みです。 これは片目を墨で黒くすると 達磨が人に代わって苦労してくれるとする 考えによる…

正月飾り(門松・かどまつ)

日本人にはお馴染みの「正月飾り」と言えば、 松や竹を筵で包み、荒縄で結んだ 「門松」「松飾り」ではないでしょうか。 「年神様(歳神様)」がおいでになるための 目印です。 常緑の松は「神様が宿る木」であり、 神様をお待ちするのに相応しいと考えて、 平安…

正月飾り(注連縄・注連飾り)

正月飾りの「注連縄」「注連飾り」 「注連縄」の種類 注連縄 注連飾り 牛蒡注連+前垂れ 玉飾り 輪〆、輪飾り 家庭で注連飾りを飾る場所 正月飾りを飾る時期 正月飾りを片付ける時期 正月飾りの処分方法 家庭ごみとして処分したい時 正月飾りの「注連縄」「…

羽子板(はごいた)

「羽子板」は、女の子の「初正月」を祝い、 無事成長することを願うための「 大切なお守り」です。 羽子板とは 羽子板の歴史 「無患子」(むくろじ) 羽子板とは 「羽子板」は、女の子の赤ちゃんが 初めて迎えるお正月に その子だけの「お守り」として贈られ…

破魔矢(はまや)・破魔弓(はまゆみ)

「破魔矢」(はまや)・「破魔弓」(はまゆみ)は、 「初詣」の際に、「開運厄除」「家運隆昌」を 祈願して持ち帰って神棚に飾る風習があります。 「初誕生」や「初正月」「初節句」を迎えた 男の子に贈られ、武者人形など一緒に 飾られたりもします。 名前の…

正月飾り(年木・幸木・新木)

正月飾りには様々な種類がありますが、 その中に、「年木としぎ」「幸木さいわいぎ」「新木にゅうぎ」という 余り聞き慣れないお飾りがあります。 それぞれどの様な物なのか説明します。 「年木」(としぎ) お正月に歳神(年神)をお迎えする為に 用意され…

杉玉(すぎだま)

「杉玉」(すぎだま) 「杉玉」の発祥の地・大神神社 酒造りの神様 しるしの杉玉 日本酒と杉の関係 仕込みの道具 樽酒の樽 「杉玉」(すぎだま) 多くの酒屋や酒造の軒先には、 杉の葉を束ねて球状して整えた 「杉玉」(すぎたま)を吊り下げられています。 …

熊手(くまで)

年末の風物詩「酉の市」 (とりのいち) 。 酉の市では、境内や門前に 「熊手」の市が立ち、露天商が軒を並べます。 縁起熊手 熊手の種類 指物(さしもの) 熊手の買い方のコツ 正しい熊手の飾り方 縁起熊手 金運や福運をかき集める縁起物です。 「熊手」には…

勾玉(まがたま)

「勾玉」(まがたま)は、 古くから不思議な力が宿るとされ 魔除けや厄除け、悪霊から身を護るという 意味で身につけられてきました。 歴史 勾玉の語源 「勾玉」の形の由来 月の形を模したとする説 魂の姿を模した説 胎児の形を模した説 動物の牙を真似した…

鯨(くじら)

日本は海に囲まれた島国であり、 日本人は、海の幸を重要な資源として、 古来から活用してきました。 特に「鯨」(くじら)は、 捕鯨を通じて信仰が生まれ、 唄や踊り、伝統工芸から食文化まで、 多くの「鯨文化」が実を結び、 現代に伝承されています。 鯨…

金魚

日本の夏の風物詩「金魚」は、 縁起の良い魚です。 金魚を飼うだけでなく、 金魚をモチーフにしたお守り、 金魚グッズなどを携帯したり、 絵や写真を見るだけでも効果があると 言われています。 歴史 金魚の起源 「金魚」の名前の由来 金運アップのための金…

牡丹(ぼたん)

古くから「花の王様」と呼ばれて親しまれてきた 「牡丹」(ぼたん)。 和の雰囲気も洋の雰囲気も持っており、 品種改良も多岐に渡ります。 ボリュームたっぷりの艶やかな花姿は、 一輪あるだけで気品と風格を漂わせています。 牡丹の基礎知識 牡丹の名前の由…

桜の文様

桜の花が観賞されるようになったのは平安時代ですが、 貴族達はそれまでの「梅」に加えて「桜」を愛でるようになり、 文学や美術にも登場します。 当時の桜は「山桜」で、文様もそれを意匠化したものですが、 次第に「八重桜」や「枝垂桜」など種類が増え、 …

菱(ひし)

「菱形」は2方向の平行線が交わって生まれる幾何学文様で、 連続すると「斜め格子」とか「襷文様」などと呼ばれます。 池沼に自生する水草「菱」の葉や実の形を文様化したものという 説があります。 水草の菱は繁殖力の強い特徴があることから、 「子孫繁栄…

宝船(たからぶね)

「宝船」とは、 「七福神」やChinaの「八仙」(はっせん)が乗る 宝物を積み込んだ帆船、または、その様子を描いた図のことです。 八仙(はっせん) 日本の「七福神」のようなもので、 道教の仙人の中でも代表的な存在です。 掛け軸や陶磁器に描かれる めで…

凧(たこ)

かつて正月には、川沿いの土手や原っぱで、 凧上げをしている子供達や家族の姿が見受けられました。 寒い中着ぶくれしながら、 一生懸命凧の行方を見上げている姿は、まさにお正月の風物詩でした。 歴史 凧のルーツ1・China 凧のルーツ2・オランダから東南…

菊の文様

「菊」は奈良時代から平安時代にかけて、 Chinaから伝えらました。 Chinaの黄河源流にある「菊」の群生地から 流れ出た水を飲んだ里人が延命を得たという「菊水」の伝説や、 菊の露が滴った渓流の水を飲んで 長命を得たという 能楽の『菊慈童』の伝説などに…

お清め塩

日本人は古来、 「塩」に不浄を清める効果があると考えていました。 葬式の帰りに塩を撒くのも、 土俵で力士が塩を撒くのもそのためです。 料理やお店先の盛り塩にも、 清め塩の伝統が影響していると見られます。 古来から人々は死を恐れ、死を穢れたものと…

水引(みずひき)・熨斗(のし)

かつて贈り物には、水引や熨斗を付けるのがしきたりでした。 その歴史は室町時代まで遡ります。 「水引」は、 婚礼用の祝儀樽に細い注連縄を掛ける習わしがあることから、 元々は神事用の酒や食品を贈るのに付けられたものが 一般的な贈り物にまで広まったと…

打ち出の小槌(うちでのこづち)

「打ち出の小槌」を振りながら、願い事をすると どんな願い事でも叶えてくれると言われています。 昔話によく登場しますが、 鬼の忘れ物だったり、ネズミが引いて来たとか、 竜宮から持ち帰ったとか、いずれも異界からの届き物で、 不思議な力を備えています…

火打石(ひうちいし)

時代劇などで、出かける方の無事を祈って 「いってらっしゃい」と カチカチと「火打石」を打つシーンを見たことがある方も 多いのではないかと思います! 今でも、ゲン担ぎや縁起の悪いことや危険な目に遭わないようにと 今でも伝統を重んじる職業の人、 例…

箸(はし)

「箸」(はし)は日本人が一番よく使う道具で、 食器で一番使うのが「箸」です。 「箸」は日本人にとって生活の中に溶け込んだ必需品であると同時に、 精神に根付いた非常に重要な道具であると言えます。 生まれて間もなく「お食い初め」で箸を使い、 三度の…