寒中見舞い

 
 
「寒中見舞い」は、厳しい寒さの時期に
親戚や友人、知人などを気遣うために出す
手紙のことです。
 
「寒中見舞い」は、元々は、
「暑中見舞い」と同じような
季節の挨拶状でしたが、
喪中のため年賀状を出せなかった場合や、
最近では松の内(1月7日)までに出せなかった
年賀状の返礼に使われることが増えました。
 
寒中見舞いを出すのには、
以下のようなケースが考えられます。
 
1.もらった年賀状への返事
2.喪中の人への寒中見舞い
  (喪中はがきへの返事)
3.喪中にもらった年賀状への返事
4.喪中と知らずに年賀状を出した時の
  お詫び
 
 
「寒中」とついているだけあり、
「寒中見舞い」を出すのは、
「小寒」から「節分」までの間に出しましょう。
「小寒」 (1月6日頃)が明けてから
「立 春」(2月4日)までです。
投函は1月末までを目安にします。
それ以降は「余寒見舞い」となります。
 
 
書き方に特に決まりはありませんが、
文頭に「寒中お見舞い申し上げます」と記し、
その後、相手の近況や健康を労りつつ、
こちらの様子を伝える文面を書き綴るのが
一般的です。
 

 
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