(おおとのぢのかみ・おおとのべのかみ)
「神代七代」(かみのよななよ)の神々の中で、
5番目に現れた夫婦神です。
兄・意富斗能地神 が男神、妹・大斗乃弁神 が女神です。
伊邪那岐命・伊邪那美命が出現するまでの国の状態の変化を
表象した神々です。
どんな神様?
「地(ヂ)」と「弁(ベ)」は男女の意であり、
「意富斗(オホト)」・「大斗(オホト)」には諸説ありますが、
性器を表すため、男女の性器を神格化した神とされています。
ご利益
- 大地の安定
- 開運招福
- 生産増大
神格
- 事物に影響を与える生成の力
- 確固とした大地の神
意富斗能地神・大斗乃弁神をお祀りする神社
- 二荒山神社・十二社 (栃木県宇都宮市)
- 穂見諏訪十五所神社 (山梨県北杜市)
- 波須波神社 (島根県出雲市)
- 熊野速玉大社 (和歌山県新宮市)
- 物部神社・神代七代社 (島根県大田市)
- 忌部神社 (島根県松江市)
- 宅宮神社(えのみやじんじゃ)(徳島県徳島市)