納めの金比羅

 
 
毎月10日は「金刀比羅様(金刀比羅大権現)」の
縁日です。
師走12月10日はその年最後の金毘羅宮の縁日で、
「納めの金比羅」と呼ばれています。
 
香川県琴平町(ことひらちょう)
象頭山(ぞうずさん)中腹にある
金刀比羅宮(ことひらぐう)は、
日本全国に約600社ある金刀比羅神社、
琴平神社、事比羅神社、金比羅神社の総本宮で、
『こんぴらさん』の名で親しまれています。
 

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「金刀比羅宮」の主たる御祭神は、
大物主神(おおものぬしのかみ)と言い、
海上交通の守り神として信仰されており、
漁師・船員など海事関係者の崇敬を集めて
きました。
 
江戸時代、船による流通が盛んになったことで、
海運業者や商人によって
「金毘羅信仰」が日本中に広められました。
これらのことから、
一般に大きな港を見下ろす山の上に
金刀比羅神社や琴平神社が建てられています。
 
「納めの金比羅」は、一年の航海の無事を
感謝する日でもあります。
 

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