お返し

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人付き合いにおいて、お礼やお返しは基本的な礼儀です。
しかし、その名目によって、
お返しをするべきかどうかは異なってきます。
 
例えば、中元や歳暮には、お返しは不要とされています。
中元や歳暮は本来、盆や正月の先祖への供物だからです。
仕事関係でもらった場合も、
日頃のお礼として贈られた物なので、お返しは要りません。
 
また、子供の入学・卒業祝いの場合は、
もらったのは親ではなく子供であって、
子供は収入がないため、お返しは不要とされています。
ただ、お返しが要らないとされている場合でも、
お礼の言葉は一言と絶えたいものです。
 
 
- お返しの目安 -
結婚 式後1カ月以内に、半返し程度
出産 出産後1カ月以内に、お祝いの半返し程度の内祝
初節句 1週間以内に、内祝
七五三 本来不要だが、当日かなるべく早くお祝いの1/3程度の内祝い
入学・卒業・成人
令状
就職 鉢月給で手土産を買い、近況報告
長寿祝い 本来不要だが、祝いに招くか、記念品
新築 新築披露に招くか、1~2か月後にお祝いの1/3程度の内祝い
餞別 令状
中元・歳暮 令状
病気見舞い 全快後、1~2週間に、お見舞いの半返し程度の内祝い
災害見舞い 普及後、令状
葬儀(仏教) 三十五日か四十九日の忌明けに、半返し
葬儀(神道) 三十日祭か五十日祭の頃に、半返し
法要 当日に引き出物
お参り 不要
 

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